飛蚊症の検査方法

飛蚊症には、生理的なタイプと病的なものがあります。生理的な飛蚊症は、そのまま放置してもあまり心配する必要はありません。
しかし、網膜剥離などのような病的なことが原因となっている飛蚊症は、放置するわけにはまいりません。
病院に行って治療を始めなければ、病気が進行してしまいますからね。
そのようなことから、飛蚊症を生理的なものなのか病的なものなのかを判別するためには、
病院で目の精密検査を受けなければなりません。
◆眼底検査と散瞳検査
飛蚊症の検査を受ける場合、検眼鏡を使った網膜の病状を調べる眼底検査が一番有効な方法と言えるでしょう。ちなみに網膜とは、光情報を電気信号に変換するとても大切な部分です。
その他の飛蚊症の検査には、散瞳検査という方法もあります。散瞳検査は、目薬をさして一時的に瞳孔を拡げてから網膜に裂けたところがないかをチェックする方法です。
ただこのやり方だと、目薬で瞳孔を拡げてしまいますので目のピントを合わせ辛かったり、光が大変眩しく感じるなどの状態になります。その状況は数時間続きますので、日常生活に多少の影響は出てしまいます。
したがいまして、事前に散瞳検査の実施がわかっているのであれば病院へは車で行ってはいけません。検査後に車の運転をするのはとても危険なことですからね。
飛蚊症の自覚症状で、浮遊物が見える数が増えるといったような、何かしらの状況の変化を感じるのであれば、すぐに病院へ行って検査をしてもらいましょう。
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